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アルミ溶接に使用するTIG溶接は直流?交流?

TIG溶接の直流・交流とは?

 

TIG溶接に直流・交流があるのをご存知ですか?

実は、このTIG溶接の直流・交流というのは使用する材料に応じて使い分けているのです。

そもそも溶接機は直流専用と、交流/直流仕様があり、多くの会社でも保有しているのは、値段の安い直流専用のものです。

 

それに対して、当社が保有溶接機にはボタンがあり、交流と直流を簡単に切り替えることができます。

 

また、TIG溶接と似た溶接方法としてファイバーレーザー溶接というものもございます。

アルミに適した溶接方法とは?TIG溶接とファイバーレーザー溶接を徹底比較!

 

TIGの直流とは?

 

TIG溶接の直流とは、標準な溶接方法で、
直流の定電流特性の溶接電源を用いタングステン電極を陰極に接続してアークを発生させます。

直流TIG溶接法は、アルミニウムやマグネシウムなどの活性金属以外のほとんどすべての金属の溶接に適用できます。

 

TIG溶接の交流とは?

 

それに対してTIG溶接の交流は

アルミニウムやマグネシウム合金などの溶接で主に使用されます。

アルミやマグネシウム合金の場合のみ交流を使い溶接を行う理由としては、
アルミやマグネシウムの表面にできる酸化皮膜を除去する必要があるため、
母材側を陰極にしてアークのクリーニング作用を利用する必要があるからです。

しかし母材を陰極にするとタングステン電極は陽極となり、電極側へのアークの入熱量が大きくなるため、電極の消耗が激しくなって実用性に欠けます。
この問題を解決したのが交流TIG溶接法です。交流のTIG溶接では、
クリーニング作用を確保しつつ、電極消耗を極力抑えながら溶け込みを抑えることができます。

 

TIG溶接は使用する材料によって使い分ける


材料に応じて使い分ける例としては、鉄やステンレスの場合は、直流TIGで溶接を行い、

先述の酸化被膜を除去するという理由からアルミの場合は交流TIGを使い溶接を行うというものが挙げられます。

 

なお、仮付け程度の点付けであれば、直流でも見た目もキレイに溶接することが可能です。

 

このように、TIG溶接と一口に言っても、直流と交流という2つの種類があり、設備を持っていないと出来ないことでもあるのです。

アルミ溶接板金.comは、お客様の要望をお聞きしながら、直流・交流どちらのTIG溶接にも対応可能です。

 

溶接を伴うアルミ板金のことなら、何でもご相談ください。

 

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