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アルミ溶接に向いている種類は?アルミの種類による溶接の特性を解説します!

板金加工や切削加工などに使用されるアルミ合金には、いくつかの種類があります。
その種類というのは、アルミの純度や使用される材質によって異なります。
また、その純度や使用される材質によってアルミの加工のしやすさやコストも異なってきます。
今回は、板金加工や切削加工にてよく使用される、アルミ合金の溶接の特性について解説いたします!

A5052

A5052は最も汎用的なアルミの曲げやすく、ある程度耐食性があるのでアルミの精密板金といえばコレ。溶接性に関しても高く特にこだわりがなければA5052の使用をおススメします。曲げ加工についても使用しやすく、コスト重視の場合もおススメです。

A1050

純アルミに近いものです。絞り・曲げがしやすく加工性がよく柔らかいので構造部品のような強度を求められる製品には向いていない。溶接性はよいが、表面の酸化被膜ができやすいので溶接時に注意が必要です。具体的には溶接前に削ったり磨くことで表面の酸化被膜を減らすことが可能となります。酸化被膜ができてしまうと上手に溶接ができないというデメリットがあります。

A7000番台

A7000番台は軽くて強度が強いことが特徴です。したがって、構造部品などに採用される材質ですが、溶接性に関しては他のアルミと比べると悪いです。また、たとえ溶接できたとしてもクラックができるため溶接には向いていません。したがってA7000番台を使用する場合は溶接をしない方がよいでしょう。
A7000番台を使用したい場合はねじ留めやリベット留めなどで固定する必要があります。
さらに曲げもできないためA7000番台は切削加工や鋳物加工には使用できますが、板金加工には使用しずらいアルミだと言えます。

A2000番台

A2000番台はA7000番台と似た特性を持っていますが、強度についてはA7000番台に劣ります。理由としてはA2000番台に使用される銅はA7000番台に使用される亜鉛やマグネシウムと比較して強度が弱いからということが挙げられます。

また、A7000番台と同様にA2000番台を使用したい場合はねじ留めやリベット留めなどで固定する必要があります。

 

いかがでしょうか?今回は板金加工や切削加工にてよく使用される、アルミ合金の溶接の特性について解説いたしました。

アルミは合金の種類が多く、それぞれ加工の難度や特性があるため、製品の用途に合わせて適切なアルミ材を選ぶことが必要となります。

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