溶接でどうしても歪むアルミ精密板金の対処法
アルミは特性上、どうしても溶接の熱によって歪んでしまうものです。
アルミ溶接板金.comを運営するCrestPrecisionでは、こうした溶接の歪みを解決する方法として
・歪みにくい溶接方法を採用する
・歪みにくい構造に変更する
・歪みにくい板厚に変える
・発生した歪みを修正する
ということを行っています。
しかし、上記の対策を行っても、どうしても歪んでしまうというアルミ製品も存在することは確かです。その場合、どうやって歪みを抑えればいいのでしょうか?
こうしたご要望を頂いた場合、アルミ溶接板金.comでは、
「溶接をしない」
ということもご提案し、様々な業界で採用頂いています。
たとえば、あるアルミの筐体があった場合、アルミ溶接をせずに
・リベットで留める
・ネジで留める
・曲げただけにする
ということを行うと、歪みは発生しなくなります。
(ただし、筐体に気密・水密が求められる場合は対策が必要となります)
このように、歪みで困るという場合には、いっそのこと溶接をやめてしまうという判断も時には必要となります。アルミ溶接板金.comは、お客様の要望をお聞きしながら、歪みの少ないアルミ溶接品を提供することに加え、溶接をしない板金への変更提案により、お客様のご要望にお応えすることが可能です。
溶接を伴うアルミ板金のことなら、何でもご相談ください。
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